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「焼き芋」は秋から冬になると甘さが増して一層おいしくなります。寒い日の焼き芋はほっこりします。ところでサツマイモの英語名は「sweet potato」馴染みのある名前です。
グーグル翻訳で「sweet potato」を和訳すると「スイートポテト」。お馴染みスイーツですね。
農林水産省の資料ではサツマイモは「甘藷(かんしょ)」と書きます。サツマイモは甘いこれは世界共通の認識です。
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◆おいしい焼き芋の作り方
まず、収穫直後のイモは驚くほど甘みがないので、食べたい気持ちをグッと堪えて追熟させましょう。
子供が芋掘りをして我慢できないときは小さい芋を調理して、残りは追熟して食べさせましょう。
保管する際、イモは洗わずに新聞紙に包み2~4週間程放置としましょう。
※冷蔵庫保管は糖化が進まないので、風通しの良い場所にしましょう。
さあ、調理です。
シンプルにオーブンレンジに入れてじっくり焼きます。
※イモは切らず皮のまま220~240℃で約90~120分程です。
途中でイモをひっくり返したら、じーっと待ちます。
皮が少しコゲて蜜が染み出たら食べごろです。


◆さつまいもの種類
日本のサツマイモは約62品種あります。用途は青果(食用)・酒類・でん粉などです。焼き芋でおなじみの食用は約26品種です。最近のスーパーでは「ほくほく系」「ねっとり系」など自分の好みに合わせて買うことが出来ます。
僅か10年前までは「紅あずま」「高系14号類」が売り場を占めていました。近年続々と新種が市場投入されて活性化しています。
その様子は群雄割拠!サツマイモの戦国時代です。
ほくほく系:べにあずま・べにはるか・高系14号・紅赤・べにおとめ・コガネセンガン
ねっとり系:安納いも・べにまさり・ひめあやか・太白埼1号
自分の好みにマッチする品種を探してみてください。
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◆増え続ける品種!減り続ける消費量!

サツマイモの品種改良が盛んに進む一方で、消費量は右肩下がりに落ちています。
食用の年間購入量は1世帯当たり1980年5.5kg、2000年4.0kg、 2020年2.6kgです。
戦後復興・高度経済成長期には、飼料用・加工用に需要が多く今は低位安定しています。
通常、消費量が低迷すると品種改良にコストは掛けません。
しかし国は品種改良を続けています。歴史上、サツマイモは何度も飢饉を救っています。
飽食の時代に再びサツマイモが活躍するかわかりません。
自給率94%と高い水準からも、官僚は万が一に備えていることが分かります。
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◆今後のサツマイモ
今の品種改良のトレンドは「おいしさ」と「小型化」です。
日本の消費量を上げるため、今後もどんどんおいしい品種が改良されるでしょう。
数年前から韓国やタイでは、サツマイモが爆発的に人気となっています。
世界から日本のサツマイモはおいしさから注目が集まっています。
ブランド品としての輸出量も年々増えています。
近い将来『焼き芋屋さん』が海外で活躍する時代が来るかもしれません。
◆まとめ
おいしい焼き芋のポイントは
0)自分好みに合った品種を探す。
1)サツマイモは、しっかりと追熟させる。
2)下ごしらえは「切らない」「皮を剥かない」
3)アルミホイルを使わずそのまま焼く。
4)じっくり待つ。

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